【授乳中にアイスは大丈夫?】毎日食べたい。赤ちゃんへの影響はあるのか徹底解説

 

一生に何回経験する妊娠と授乳期。

 

雑誌などにはあれもダメ、これもダメって書いているけどなんでダメなのでしょうか?赤ちゃんにどんな影響があるのでしょうか?

 

今回は授乳中にアイスを食べて大丈夫なのか、徹底解説します。

 

目次

授乳の役割

 

 

授乳はなんでも行うのでしょうか?

 

当たり前のことかもしれませんが、確認のためご説明します。

 

直接授乳にしてもビン哺乳にしても、赤ちゃんとのスキンシップとコミュニケーションという大切な時間なんですよね。

 

そして赤ちゃんにとっては大切な食事の時間です。

 

頭・体ともに大きく・健康に成長するための「栄養素」になるものです。

 

母乳の栄養素

母乳の話になりますが、母乳はママの食べたものが血管を通して乳房から出てきます。

 

ということはママが食べたものが消化・分解されて赤ちゃんに必要な栄養素となって母乳として出てきているのです。

 

つまり、ママの食べたもので母乳の味や栄養は変わるということですね。

 

ママの体調

では母乳はどんな食生活をしていても栄養素の高い母乳になるのでしょうか?

 

答えは「NO」です。

 

ちょっと難しいかもしれませんが、母乳は血液の一部。よく水分は大事といわれるのは血液だからです。

 

ママの体調が思わしくないと母乳の出が悪くなるというのはあながち嘘ではないんですね。

 

どのママも我が子にはすくすく育ってほしいと思っていると思います。

 

体力的にも、精神的にもママの体調は大切ということですね。

 

授乳中のアイスは大丈夫なの?

 

 

授乳中は以下に書きます嗜好品などが母乳に影響があるといわれています。もちろん「アイス」もその中の一つです。

 

なんでアイスはだめなのか?が大切です。

 

少しのデザートくらい授乳中だって食べたいって思うのは当然です。だめなんじゃないんです。なんでも限度がありますよね。

 

皆さんはアイスの成分って知ってますか?ほとんどが脂肪分なんです。

 

脂肪がなぜだめなのか?後にご説明しますが、「乳腺炎」の原因になるからです。

 

せっかく他の物を我慢しておいしいおっぱいを作っても、乳腺炎になってしまっては出すことができなくなってしまいます。そして何よりママがつらいですよね。

 

そして次にアイスのカロリーに注目です。

 

私も大好きなアイスは1個当たり『200Lcal以上』。

 

授乳期の摂取カロリーは2000Kcalくらいですので、「なんだ・・1/10じゃん!」って思われそうですが、実はその中の脂肪分は高い値になります。

 

でも考え方によっては1日1個なら?と思われると思います。私も1日1個ならって思います。1日1個以上は賛成はできません。

 

だけどママだって家事・育児と働いています。少しの息抜きも必要ですよね。

 

おいしいものを1個いただいて母の体調も良く、お食事もしっかりとって、適度の運動もしていただければ問題ないと思っています。

 

そのほかの授乳中に気を付けたい食べ物

 

 

妊娠中からいろいろ言われているかと思いますが、妊娠中にだめなものとほぼ同じものが気を付けたほうが良いといわれています。

 

①アルコール

アルコールが母乳へ移行する割合はとても高く、血液中のアルコール濃度と母乳中の濃度はほぼ同じになるといわれています。

 

また、長期に渡る飲酒や飲酒量が多い方は、母乳の出る量が少なくなることもわかっているそうです。

 

②薬

内服薬に関しては主治医と相談をしてくださいね。

 

ほとんどの薬は大丈夫と言われていますが、精神をコントロールするお薬は移行しやすいといわれています。

 

③カフェイン

多くの方が口にすることが多いと思われますが、1%前後が母乳に入り込むといわれています。

 

乳腺炎に気を付けたい食べ物

せっかくおっぱいが張っておいしい母乳を与えたいと思っても、乳腺炎になってしまってはママがつらい思いをし、おいしい母乳を上げることができなくなります。

 

そんなことにならないようにしなくてはいけませんよね。

 

乳腺炎に気を付けたい食べ物は、『脂肪分の多いもの』です。

 

脂肪の多いものはおいしいのも事実なんですけど、授乳中は脂肪分の多い食べ物には気をつけましょう。

 

体を冷やす食べ物

体が冷えると母乳の出が悪くなるとよく言われていますね。

 

これは母乳を出す、ということだけでなくても普段から自分の体をいたわるということでも冷たいものや、生野菜は控えめがよいでしょう。

 

よくわかるのはお腹を触ってみてください。体が冷えているときってお腹も冷たいんです。

 

赤ちゃんのアレルギー

 

 

ご自身がアレルギーの方もいらっしゃるでしょう。

 

またお子様のアレルギーを心配されているママさんの多いと思います。そんな方はぜひ!母乳から気を付けていきましょうね。

 

卵、牛乳、大豆、小麦、そば、えびやピーナッツなどを食べるのを避けた方がいいかもしれませんね。

 

じゃあどうするの!

 

ここまで書くと食べちゃったらどうなっちゃうの?と心配される方も大いのではないで

 

しょうか?そんなに心配しすぎないでくださいね。

 

心配しすぎて、すべて我慢してしまうのもよくないのです。

 

お母さんが元気で明るく、赤ちゃんとの時間を大切にするためには少しの我慢をお願いしたいだけなのです。

 

こんな方法があります!

 

◉バランスの良い食事を心がける

好きなものだけではなく、「赤ちゃんの栄養になる」と考えて苦手なものも少しはチャンレンジしてみましょう。

 

◉アイスは1日1個まで

アイスは好きなものを1個味わって食べましょう。1日のご褒美に食べるのもいいですね。

 

◉適度な運動をしよう。

授乳中は太らない!という言葉を耳にしたことがあるかもしれません。っが何もしないで赤ちゃんと一緒に食べて寝てを繰り返すのはやはり体に良いわけがありません。おいしいアイスを食べるためにもぜひ、おうちの中でできる簡単なストレッチで心身共にリフレシュしましょうね。

 

◉嗜好品も少しづつ

嗜好品は少しだけでお願いします。お酒に関しては自己責任になることも忘れずに!

 

まとめ

 

アイスを含め嗜好品って本当においしいものが多いのです。

 

赤ちゃんは何がおいしくて、何が体に悪いのかはわかりません。

 

最終判断はママにゆだねられています。

 

ぜひ赤ちゃんの信頼を一心に受けているこの時期こそ、ママの健康を考えつつ、楽しい授乳生活を送ってもらいたいと思います。

 

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