旅行や帰省、出張などで移動手段として飛行機を使用する際、荷造り中に「これは機内に持ち込めるのかな?」と悩む物は色々あると思います。

 

その中でもヘアムースはガスを使用していますし、危険物扱いになるのでは?などと不安に思う方もいるでしょう。

 

そこで今回は、

「ヘアムースは機内に持ち込めるの?」

「容量の制限はあるの?」

「国内線・国際線での規制の違いはあるの?」

などといった疑問を解決できるように、「ヘアムースの機内持ち込み」について徹底解説していきます。

 

▼手っ取り早く答えをしりたい方は、下記「まとめ」をご覧ください!

本記事のまとめ

 

ヘアムースは飛行機内に持ち込める?

 

航空法では・・・

  • 爆発の恐れのあるもの
  • 燃えやすいもの
  • 他の物件を破損する恐れのあるもの

を「危険物」と位置付け、これらを輸送する場合には法律で定めるルールに従う必要があり、このルールに従わなかった場合は50万円以下の罰金になります。

 

また、飛行機の運航を妨げることで多くの方に多大な迷惑をかけてしまうことになりますので、ルールを把握しておくことが大切ですね。

 

今回のテーマであるヘアムース(スプレー類)に関してはどうなのでしょうか?

 

実はスプレー類は内容によって

「機内に持ち込み・お預けの両方が可能なスプレー」

「機内には持ち込めないが、お預け荷物として輸送するのは可能なスプレー」

「機内に持ち込み・お預け共に不可能なスプレー」

の3つに分類されています。

 

そしてヘアムースは上記の3つの中では「機内への持ち込み・お預けともに可能」で、この規定は国内線・国際線共に同様となっています。

 

ちなみにヘアムース以外では、制汗スプレーやシェービングフォームといった化粧品類に分類されるスプレーや殺菌・消毒スプレーなどの医薬品類に分類されるものが機内持ち込み・お預け共に可能なスプレーに該当します。

 

ただし、持ち込める容量や持ち込み方は国内線と国際線では少し異なりますので、これから解説していきます。

 

ヘアムースの機内持ち込み!国内線・国際線での違いは?

①国内線の場合

 

国内線の場合、機内持ち込み・お預け荷物共に1容器あたり0.5ℓ0.5kg)以下、合計で2ℓ2kg)以下までと規定されています。

 

特にパッキングに指定などはありません。

 

②国際線の場合

 

国際線の場合は、国内線より規定が少し厳しくなり、持ち込み方にも指定があります。

 

まず、機内に手荷物として持ち込める量は100ml100g)以下となっています。

 

よっぽど大きいサイズのスプレー缶でなければ、だいたい規定量内に収まりますが、荷造りの際にスプレー缶の内容量を確認してくださいね!

 

知っておきたい!!2つの注意点

 

また、150mlの容器に残量が半分以下になっていたとしても、容器のサイズがオーバーしていると持ち込むことはできませんので、注意してください。

 

そしてもう一点注意していただきたいのが持ち込み方、パッキングの方法です。

 

手荷物として持ち込む際は、容量1ℓ以下の縦・横20cm以下のプラスチック製の袋(ジップロックのような)に入れて持ち込まなければなりません。

 

そしてこの袋の持ち込みは一人一袋までと規定されていますので、この一袋に他の化粧水やクリーム、歯磨き粉などの化粧品類を入れなければなりませんので、大きめのスプレー缶は入りきらないこともあります。

 

そのため、どうしても手荷物として機内に持ち込みたいのであれば、小さなサイズのヘアムースを調達すると良いですね。

 

そしてスーツケースに入れて預ける場合であれば、国内線と同様、容量は1容器あたり0.5ℓ0.5kg)以下、合計で2ℓ2kg)以下までと基準が緩和されますので、スプレー類や液体類を複数持って行きたい場合や、すぐに使う予定がない場合は、最初からスーツケースに入れていくのがスムーズです。

 

そしてこの時、機内でスプレーが噴射してしまうのを防止するため、キャップはしっかりと被せてパッキングするようにしてくださいね(この点は国内線でも同様です)。

 

機内持ち込みに制限があるスプレー類は?

 

ここまで、ヘアムースの機内持ち込み・お預けのルールについて解説しました。

 

では、化粧品や医薬品以外のスプレー類の扱いはどうなっているのでしょうか?

 

そこで、先ほどお伝えした3つの分類でヘアムースが該当する「機内に持ち込み・お預けの両方が可能なスプレー」以外の

①「機内には持ち込めないが、お預け荷物として輸送するのは可能なスプレー」

②「機内に持ち込み・お預け共に不可能なスプレー」

について解説していきます。

 

①「機内には持ち込めないが、お預けは可能なスプレー」

日用品・スポーツ用スプレーのうち、「引火性ガスも毒性ガスも不使用のもの」が挙げられます。

 

②「機内への持ち込み・お預け共に不可能なスプレー」

日用品・スポーツ用スプレーのうち、「引火性ガスあるいは毒性ガスを使用しているもの」や、その他の工業用スプレーなどが該当します。

 

具体的には…

  • ニス
  • 防塵用のスプレー
  • スポーツ用品のメンテナンス剤
  • スキー用品のワックス
  • キャンプ用ガス
  • カセットコンロ用ガス
  • スポーツ用酸素缶
  • 殺虫剤
  • 農薬

などが挙げられます。

 

この時、ご自分が持っているスプレーがそういったガスを使用しているかどうかをチェックするには、製品に「火気と高温に注意」と記載されているかどうかで判別できます。

「高温に注意」であれば、非引火性ガスを使用(機内持ち込み×/お預け○)

「火気と高温に注意」であれば引火性ガスを使用(機内持ち込み/お預け共に×)

この点に注意していただければ、安心して荷造りができますね。

 

まとめ

まとめ

 

 ヘアムースは国内線・国際線共に機内持ち込み・お預けが可能。

 

 国内線では機内持ち込み・お預け荷物共に1容器あたり0.5ℓ(0.5kg)以下、合計で2ℓ(2kg)以下までと規定されている。

 

 国際線では機内に手荷物として持ち込める量は100ml(100g)以下で、容量1ℓ以下の縦・横20cm以下のプラスチック製の袋に入れて持ち込まなければならない。(袋の持ち込みは一人一袋まで)

 

 国際線でお預け荷物にする場合は、国内線と同様量預けることが可能。

 

 ヘアムース以外のスプレーでは、「火気と高温に注意」の記載がないかを要チェック。

 

 持ち込む際は誤って機内で噴射してしまうことがないよう、キャップをしっかりと被せておく。