【七味唐辛子にわく虫】どこから湧いた!?食べた時の害は?対策(保存方法)も紹介!

 

「さぁ、もう少しで食べられる!」と七味唐辛子を使おうとしたら中から虫が出てきた!なんてショッキングな経験はありませんか?

 

お米や小麦粉などには虫が湧くけど、まさか辛い唐辛子に虫が湧くなんて思いませんよね。

 

しかし、七味唐辛子にも虫は湧くのです。

 

今回は虫が一体どこから湧くのか?そして、万が一誤って食べてしまった時に何か害があるのか?という、気になる質問を虫が湧かないようにする対策や保存方法などと併せてご紹介したいと思います。

 

七味唐辛子に湧く虫の正体はコレ!

 

唐辛子はお米に湧く虫よけとしても利用されているので、「まさか七味唐辛子に虫が湧くはずなんてない!」と思われている方は意外と多いかと思います。

 

しかし、中には七味唐辛子が好きな虫がいるのです。それが、主に「ノシメマダラメイガ」の幼虫「タバコシバンムシ」という虫です。

 

では、この「ノシメマダラメイガ」と「タバコシバンムシ」は一体どのような虫なのか見ていきましょう。

 

ノシメマダラメイガとは?

 

 

その名の通り、蛾です。

 

成虫になると体長は約7~8mmで、翅を広げて飛んでいきます。

 

世界各国に生息しており、幼虫は米や小麦粉はもちろん、チョコレートやペットフード、それに鳥や蜂の巣まで食べるようです。

 

それに加え、辛い七味唐辛子などの香辛料もおかまいなしに食べてしまうのです。

 

特に、七味唐辛子に入っている黒ごまや麻の実、ちんびなどの栄養価の高い種子などを好んで食べるのですが、封を開けて少し香りが落ちた唐辛子自体も食べてしまうことがあります。

 

甘い物から辛い物まで好き嫌いなく食べてしまうので、人間からしてみればとても厄介な虫です。

 

ただし、毒はなく、人間に対して直接害があるわけではありません。

 

タバコシバンムシとは?

(引用:Wikipedia

 

体長が約2~3mmの茶色くて丸い形をした虫です。

 

乾燥食品をよく食害する為、台所やパントリーなどで一度は見かけたことがあるのではないでしょうか?

 

このタバコシバンムシ、毒に対する免疫があり、また、解毒する力が非常に強い虫でもあります。

 

その為、食品はもちろん、ニコチンが入ったタバコや猛毒のトリカブトの根まで兵器で食べてしまいます。

 

ちなみに、タバコまで食べてしまう虫ということで「タバコシバンムシ」という名が付けられました。

 

この虫自体が毒を持っていたり、人を刺したりすることはありません。しかし、怖いのは幼虫に寄生する「シバンムシアリガタバチ」という蟻の形をした蜂です。

 

この蜂は毒針で人を刺してしまう為、タバコシバンムシを見つけたら、このシバンムシアリガタバチがいる可能性が高く、注意が必要です。

 

七味唐辛子の虫はどこから湧くのか?

①隙を狙ってわずかな隙間から入ることも

食害する虫の正体が分かったところで、次の疑問が、なぜ湧くのか?ということですよね?

 

虫が自然に食品から湧き出る事がありません。

 

七味唐辛子の瓶や袋の口をちゃんと閉めて保存していても、開けた拍子にわずかな隙間から虫が入ってしまう事があるようです。

 

そしてそのまま気が付かずに封をしてしまい、やがて産卵し、孵化、さらに幼虫になって食害が始まる事があるのです。

 

それが、七味唐辛子を使おうと思ったら、中でうじゃうじゃと虫らしきものがうごめいていたという様な衝撃場面の原因だと考えられます。

 

②自力で袋に穴を開けて入る

未開封だからと言って安心してもいけません。

 

実は、ノシメマダラメイガの幼虫は噛む力がとても強いので、なんと食品のにおいをかぎ分けて、袋を破って中に入り込むことがあります。

 

もし、未開封であっても、袋に白い糸がかかっていたり、黄色っぽい粉らしきものが袋についていたりしたら、それは要注意!既に、ノシメマダラメイガの食害にあっている可能性が高いのです。

 

虫が湧いていた時にとるべき対策

 

 

七味唐辛子にもしも虫が湧いていたら、対策としてはやはり中身を捨ててしまうことです。

 

勿体ないと思ってしまうかもしれないですが、中には卵が沢山入っているかもしれません。

 

潔く捨ててしまいましょう。

 

七味唐辛子の瓶の中に虫がいた場合、瓶に卵が付着している場合がありますので、瓶ごと廃棄してしまうか、瓶を綺麗に洗いしっかり天日干ししましょう。

 

虫自体は、殺虫剤などを使えば簡単に駆除できますが、まずは発生源を発見してから完全に駆除してしまうことが先決です。

 

七味唐辛子の保存方法

 

 

七味唐辛子のパッケージをよく見てみると「開封後は吸湿・虫害・退色を防ぐ為、キャップをカチッと閉めて冷暗所に保管してください。」との記載がありました。

 

つまり、冷蔵庫に保管することが一番なのです。

 

なぜなら、高温多湿を好む虫は10度以下の低温で低湿の環境だと発生しないからです。

 

唐辛子自体の風味を損なわれにくくなるので一石二鳥でしょう。

 

誤って食べてしまった時の害は?

 

出来立てのうどんに勢いよくふりかけた七味唐辛子の異変に気が付くも時、既に遅し、虫を食べてしまっていた・・・というおぞましい経験をされた方もいらっしゃるかもしれません。

 

気持ち悪かったでしょう。

 

しかし、ノシメマダラメイガとタバコシバンムシ自体には毒性はありませんので大丈夫です。

 

ただし、体質によってはアレルギー反応が出てしまう場合もありますので、少しでも体調が悪くなったらすぐに受診されることをおすすめします。

 

注意すること

よく飲食店に七味唐辛子などの香辛料は置いてありますね。

 

人気で回転の良いお店ならそんなに心配もないと思うのですが、あまり流行っていなさそうなお店に置いてある七味唐辛子はちょっと気を付けて見てみてください。

 

まとめ

・七味唐辛子などの香辛料にも虫は湧くことがある。

 

・七味唐辛子に湧く虫の多くはノシメマダラメイガの幼虫とタバコシバンムシ。

 

・虫自体に直接的な害はないが、タバコシバンムシに寄生するシガンムシアリガタバチは人を刺すので二次被害に注意。

 

・虫はわずかな隙間や袋を食い破って食品に侵入する。

 

・保管は冷蔵庫が望ましい。

 

・虫が湧いてしまったら、食品を全て破棄する事。

 

・万が一食べてしまっても直接害はないが、アレルギー体質の方は注意が必要。

 

ちょっと、ぞっとする話だったかもしれませんが、参考になりましたでしょうか?

 

これからは、七味唐辛子を使う時、必要以上に凝視してしまいそうですが、これを機に食品の管理方法をこれまで以上に気を付けましょう。