【高層階は虫がでる?】ゴキブリやコバエ!!タワーマンションの何階からでなくなる?

 

タワーマンションに住むなら、なるべく虫の来ない住みやすい階層を選びたいと思いませんか?

 

ゴキブリやコバエなど、家の中で遭遇したくない虫って、たくさんいますよね。

 

虫嫌いな人はもちろん、それほど虫嫌いでなくても、虫との遭遇はあまり気持ちのいいものとはいえないでしょう。

 

なるべく虫と遭遇しないように、階層選びは慎重にしたいもの。

 

さて、何階を選べば虫と出会わない快適な暮らしができるのでしょうか?

 

今回は、高層階での虫の存在・何階から出現するのかについて、徹底的に解説していきます!

 

目次

虫が出なくなる階層は「3階」以上!?

 

虫が自力で飛んでいける高さは、2階辺りまでの高さといわれています。

 

ただし、これはあくまでも「高さ」に限定しただけの話。

 

高さだけでみれば、たしかに低層階に比べて高層階は虫の出現率が低くなりますが、マンションの周辺環境、設備環境によって、だいぶ話が変わってきます。

 

マンションを選ぶ際は、階層だけに注目するのではなく、その周辺環境やマンション自体の設備もしっかり視野に入れましょう。

 

何階以上なら安心に住めるのか…虫別にみる遭遇確率

 

 

残念ながら、「●階以上であれば絶対出ない」とは言いきれないというのが現状。

 

でも、多少でも確率が下がってくれれば高層階を狙いたい…とは思いませんか?

 

遭遇確立を虫別にみていきましょう。

 

①ゴキブリ

圧倒時に遭遇率が高いのが1・2階です。

 

それ以上の階となれば、階層が高くなれば高くなるほど、ゴキブリとの遭遇率が低くなっていきます。

 

特に4階以上に至っては、荷物などに紛れて入ってくることはあっても、自力では飛んではこられない高さのため、発生率・遭遇率共に4階以上は低層階に比べてグンと低くなる傾向にあります。

 

②コバエ

コバエの発生源は、主にお風呂場や排水溝付近。

 

高層階では外から直接入ってくる可能性はかなり低くなりますが、人の皮膚や髪の毛などを好むので、それら好みのものがあれば発生してします。

 

また、繁殖率も非常に高いので、一匹いれば瞬く間に増えてしまうという厄介な虫。

 

そのため、コバエは、低層階・高層階関係なく発生します。

 

③蚊

低層階に比べて頻度は少なくなるが全く入ってこないということはありません。

 

川など周辺に蚊が好みそうな場所があれば、何階でも入ってきますし、人にくっついてエレベーターなどから侵入してくることもあります。

 

④クモ

荷物についてくるなどの恐れはありますが、高層階になるほどに出現率が低くなり、10階以上となればほぼ出ないといってもいいでしょう。

 

ただ、クモといってもたくさんの種類があります。

 

巣を張らない小さなクモもいれば、巣を張る中型のクモ、山方面に行くとよく出現するビックリするぐらいに大きいクモなど…周辺環境によって出現するクモの種類が変わるので、油断はしない方がいいでしょう。

 

ただクモは、コバエなどをとって食べてくれる益虫です。

 

よく家の中でよく見かける巣を張らない小さなクモがいますよね。あのクモは、家の中のコバエなどを食べてくれます。

 

不快であれば仕方ありませんが、それほど気にならないようであれば、見かけても殺さずにしておいたほうがいいでしょう。

 

虫が出やすい周辺環境・マンション設備

 

そのマンションを取り巻く環境によって虫の出現率はかなり変わってきます。

 

タワーマンションの高層階だからとって、無条件に安心なわけではありませんよ。

 

虫など「全く出ない」という人もいれば「高層階のわりにはよく出る」という人も・・・。

 

虫との遭遇を避けたいのであれば、次のような条件のマンションは避けた方がいいでしょう。

 

①近所の緑地・水辺

公園や雑木林など草木が密集している場所、または、川や池など水辺が近くにあるなど、虫の好む場所が周辺にあるマンションは虫の出現率が高くなります。

 

特に公園や池など見当たらない…と思っても注意が必要。なぜなら、賃貸農園や家庭菜園などでも虫はよく発生するからです。

 

隣接する戸建ての家の庭などにも目を向けましょう。

 

②マンション内の飲食店

コンビニやレストランなど、よく1階に飲食店が入っているマンションを見かけませんか?

 

飲食を扱うお店が入っているマンションは要注意。

 

ゴキブリやコバエ、他にもネズミなどが集まりやすい環境となります。

 

階下のお店で発生した虫たちが、上層階に上ってくる危険性があります。

 

③屋上緑化

屋上の有効活用として、最近ではよく見かけますね。

 

自然と共存していてイメージの良い設備に思われますが、植物を植えるので虫が発生するのも当然のこと。

 

この場合、屋上に虫が発生するので、最上階にある部屋に虫が集中する可能性があります。

 

④ベランダのプランター類

例え、小さなプランターであっても、土があり草花が植えられているところには虫が発生します。

 

自分家のベランダにプランターがないからといって安心はできません。

 

隣り近所にプランターをたくさん置いてあるお家があれば、そこから虫がやってくる可能性があるのです。

 

⑤ゴミを溜め気味な家

近くにゴミ屋敷がある場合も虫の発生率は高くなります。

 

外見ではわからなくても、家の中にゴミを溜め込んでいる家もあるので注意したいところ。

 

でも、どんなに虫を避けたいからといっても、他人の家の中までは確認できませんよね。

 

玄関前やベランダなどの様子から判別するしかないでしょう。

 

⑥庭付きの1階

1階が芝生の庭付き物件だと虫の発生率が高くなります。

 

手入れされていない草ぼうぼうの庭ももちろんですが、手入れされていても、1階の人が芝刈りなど庭の手入れをした時に、虫が上がってくることが考えられます。

 

虫の侵入経路 

 

虫は思いもよらないところから侵入し、家の中へと入ってきます。

 

マンション内に網目のように張り巡らされたパイプ類は注意

 

他にも彼らの侵入経路がマンション内にはたくさんあるんです。

 

①エレベーター

エレベーターの隙間など見えないところに隠れていることがあります。

 

エレベーターと共に上がってきて侵入してくるので、エレベーターさえあればそこが高層階の何階であっても侵入が可能となってしまいます。

 

②排水管などパイプ類

人が通れなくても虫が通れる場所であれば、そこを伝って入ってきます。

 

ちょっとした隙間からスっと入ってくるので、どんなに注意していても虫の侵入を防ぎきれないことがあります。

 

③人や荷物

人間にくっついてきたり、荷物にくっついてきたり、何かにくっついてエレベーターや階段で移動してきます。

 

くっついてくるのが分かっていれば、払い落とせばいいのですが、小さな虫は気づかないことが多いので、一緒に家の中に入ってきてしまいます。

 

絶対知っておきたい!効果的な虫対策

 

 

虫対策は、どの階であってもしておきましょう。

 

特に、換気口の入り口付近や外壁照明などがあると、そこに集まる傾向にありますので、細かいところには薬剤などで対処が必要です。

 

【最低限しておきたい虫対策】

✔ 窓は閉めること。

✔ 開けるにしても網戸は必ず閉めておくこと。

✔ 害虫退治用の薬剤の用意。

 

以上の3事項が重要です。

 

最近のマンションは機密性が高いですので、窓を閉めておけばある程度は防げる傾向にありますが、油断はしないでくださいね。

 

まとめ

まとめ

 

 虫の出現率は、階層というよりも周辺環境に左右される。

 

 虫の種類によって出現率が異なる。

 

 マンションを選ぶ際は、周辺環境・マンション設備にも注意すること。

 

 虫は人間の思いもよらないところから入ってくる。

 

 どの階であっても虫対策は必要。

 

 

いかがでしたでしょうか?

 

虫を避けたいのであれば、周辺環境やマンション設備にも注目して選んだ方がいいようです。ただ、やはり「絶対」はありません。

 

中には、低層階であっても虫を見かけない場所もありますし、どんなに高層階でも虫が出るという場所もあります。

 

どの階であっても、安心しきらず、虫対策はしっかりしておいた方がいいですね。

 

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