【ポテトチップスの食べ過ぎ】どんな影響がある!?気持ち悪い・腹痛・頭痛。適正量も紹介!

 

お菓子の定番と言えばポテトチップスですね。

 

TVを見ながら、音楽を聴きながらついつい手が伸びてしまうという方も多いのではないでしょうか?

 

しかし、いくら美味しいからと言っても大量に食べてしまった場合、体に悪影響は無いのでしょうか?

 

今回は、ポテトチップスを食べ過ぎた際に起こり得る症状やその原因、さらには一日に食べる適正摂取量などについてご紹介していきます。

 

目次

ポテトチップスで摂れる栄養価

 

 

まずは、ポテトチップスを栄養価で見た場合を考えてみましょう。

ポテチの栄養価

油分:油で揚げて調理された物ですので、当然油分を多く含みます

塩分:塩が使用されているので塩分も多く含まれます

 

また、他にも脂質・炭水化物・食物繊維・カリウムやリンなどの微量なミネラルと微量なビタミンなどがポテトチップスからは摂取できます。

 

ポテトチップスの食べ過ぎたらどうなる?

 

 

ポテトチップスを大量に食べて健康に良いだろう、と考える人は少ないのでは無いでしょうか?

 

一般にお菓子の食べ過ぎ=悪いことという認識がありますよね。その認識は正しいようで、食べ過ぎると体への悪影響があります。

 

まず、短い期間で大量にポテトチップスを食べた場合ですが、下痢や腹痛、吐き気や胸焼けや肌トラブルなどの症状を起こす可能性があります。

 

次に、長期間に渡りポテトチップスを過剰摂取した場合に頭髪が抜ける、生活習慣病のリスク増大、がんリスクの増大が考えられます。

 

それでは、症状ごとに詳しく説明していきましょう。

 

①下痢

 

 

短期間でポテトチップスを過剰摂取した場合、下痢を引き起こす可能性があります。

 

ポテトチップスには油分が多く含まれている事が原因で、大量の油分が消化不良を引き起こし、結果として下痢になる可能性があります。

 

②腹痛や胃痛

下痢と重複しますが、原因はやはり大量の油分を摂取する事に起因します。

 

油分の過剰摂取により胃痛が引き起こされ、下痢になるわけですがその際に腹痛も伴う事がある為です。

 

③吐気や胸焼け

何もポテトチップスに限った話ではなくなりますが、こちらもやはり油分が原因。

 

揚げ物を大量に食べると胸焼けを起こしたり吐気を催す事がしばしばありますが、ポテトチップスも言ってしまえば「揚げ物」ですからね。

 

ここでもやはり油分が悪さをしています。

 

④肌トラブル

 

 

ポテトチップスを食べ過ぎると、お肌にトラブルが発生する可能性があります。

 

こちらは複数の原因がありますが、一つは前述している胃腸のトラブルと連動して起こる場合です。私たちの肌は、腸内環境の影響を非常に強く受けます。

 

胃腸が荒れると、お肌も荒れるのです。

 

次に、ポテトチップスを食べ過ぎる事で脂質と糖質を過剰摂取してしまう事が起因する肌荒れです。皮脂の材料が糖質や脂質なのですが、過剰に摂取すれば当然過剰に分泌されます。

 

過剰分泌された皮脂が毛穴を詰まらせて、雑菌などが繁殖すればあっという間にニキビになります。

 

ここからは長い期間、継続して過剰摂取した場合に起きうる症状です

 

⑤頭髪が抜ける

 

 

男性などは特に気になる症状かもしれませんが、ポテトチップスを大量に摂取し続けるとハゲてしまう可能性があります。

 

原因は、お肌トラブルでも挙げた「毛穴の詰まり」は頭髪も例外ではない、という事にあります。

 

つまり、長期間に渡ってポテトチップスを食べ続けると毛穴が詰まる原因物質が過剰分泌され続けるということになります。

 

当然、長期間において毛穴が詰まりケアもされずにいるとハゲるという最悪の結果を引き起こしてしまいかねません。

 

⑥生活習慣病リスクの増大

 

 

こちらも、何もポテトチップスだけが原因という訳では無いのですが、将来的に生活習慣病を引き起こすリスクが増大してしまう可能性があります。

 

まず高カロリー、油分、さらに塩分、とまさに生活習慣病で過剰摂取に気を付けましょうと言われている要素を全てポテトチップスは兼ね備えています。

 

ポテトチップスを長期間食べる事が生活習慣病を引き起こす訳ではないので、ポテトチップス=悪ではありません。

 

ただ、おやつと称して毎日ポテトチップスを大量に食べてしまうと生活習慣病のリスクが増大するので気を付けましょう。

 

⑦がんリスクの増大

 

 

これはちょっと怖いですよね。

 

実は、ポテトチップスのようにでんぷん質を油で揚げる調理をした場合「アクリルアミド」という物質が発生します。

 

このアクリルアミドが厚生労働省の発表では、発がん性の疑いがある成分とされています。

 

こちらも、勘違いはしないで頂きたい点としてポテトチップスを食べるとがんになる、という訳ではないということです。

 

アクリルアミドを長期間、大量に摂取した場合に発がん性の疑いがあるわけで、ポテトチップスだけにアクリルアミドが含まれている訳ではありません。

 

ただし、フライドポテトやポテトチップスに含まれるアクリルアミド量は他の食品と比べると少し多めなので、普段の食生活でこれらを多く食べている自覚がある方は少し控える方が良いでしょう。

 

ポテトチップスの1日の適正量

 

 

明確に、一日の適正量は○○gです!とは言えませんが、指標として適正量を算出しましょう。

 

3食の食事をしっかりと摂っている事を前提として考えていきますが、一般的に食事以外でのカロリー摂取(要はおやつですね)は1日で200カロリー以下が望ましいとされています。

 

これを基に算出した場合、ポテトチップスの一日当たりにおける適正量は、1日半袋程度!となります。

 

そもそもカロリーが高いポテトチップスなので、おやつとして1袋食べてしまうのは若干カロリー超過が心配されます。

 

しかし、実生活においてポテトチップスを開封したら食べきってしまう方も多いですよね?

 

季節によっては、すぐにシケってしまったりしますし袋に残ったポテトチップスをこぼす可能性だってあります。

 

大丈夫です。あくまでも摂取カロリーを基準として適正量を半袋と書きましたが、毎日食べている訳でなければ1袋食べても大きな問題にはなりません。

 

 

 

対処法として、3食の内いずれかの食事で少しカロリーを抑えたりすることで総摂取カロリーの調整は可能ですし、1週間に1日くらいポテトチップス分を余分に食べた所で大きな問題にはなりません。

 

しかし、注意して欲しい点として、カロリー調整をすればいい、と食事を疎かにしてポテトチップスで代用しないで欲しいという点を挙げます。

 

冒頭で栄養素をご紹介しましたが、ポテトチップスは食事代わりにはなりません。

 

ポテトチップスの過剰摂取による健康リスクだけでなく、栄養バランスの乱れによる健康悪化の可能性も考えられますので、バランスの良い食事を心がけましょう。

 

ジャンクフードの語源

 

 

食事代わりにポテトチップスを代用しないで欲しい、と述べました。

 

皆さんは、ジャンクフードという言葉を聞いたことは無いでしょうか?

 

ポテトチップスは、まさにジャンクフードの代表格と言えるお菓子です。そもそも、ジャンクフードとはどういう意味なのでしょうか?

 

ジャンクフードとは、高カロリーであるにも関わらず栄養価のバランスを著しく欠いた食品を意味します。

 

ジャンク、まさに「がらくた」という意味でジャンクフードは色々な評され方をしています。

 

ウェブスター辞典ではジャンクフードの説明を「快楽は得られるが、得られる価値が無いまたは少ないもの」としています。

 

中々に辛辣な言い回しですが、妙に納得する部分もありますよね。

 

まとめ

・ポテトチップスの過剰摂取は下痢や腹痛、胃痛を引き起こす可能性あり。

・肌トラブルや頭髪トラブルの可能性も。

・長期間に渡る過剰摂取は生活習慣病、ひいてはがんリスクを高める可能性がある。

・一日の適正量は半袋程度。

・高カロリーだが栄養素が少ないジャンクフード、食事の代用はNG。

 

いかがでしたでしょうか?

 

ポテトチップス、美味しくてついつい食べてしまいますよね。

 

過剰摂取による様々なリスクを聞いてしまうと、食べるのが怖くなってしまいそうですが、あくまでも一度に過剰摂取したり長期間に渡り過剰摂取をした場合の話です。

 

ジャンクフードと言われても、その快楽に溺れる楽しみも娯楽の一つです。

 

食べ過ぎに注意しつつ、美味しく楽しみたいものですね。