【生後1ヶ月。ミルクの飲み過ぎ?】適切な回数・間隔・摂取量について紹介

✔ うちの子は飲む量が足りている?

✔ それとも、足りていない?

 

赤ちゃんの飲むミルクのことで悩んでいませんか?

 

「ミルクちょうだい」って赤ちゃんが言ってくれればいいのですが、そんなはずもないので、お母さん自身が考えてあげるしかありません。

 

でも、ミルクをあげるタイミングや適切な量など、ミルクのあげ方ってよく分かりませんよね。

 

今回は、生後1ヶ月の赤ちゃんはどのぐらいの量が必要なのか、授乳の目安をご紹介していきます。

 

目次

ミルクの適切な回数・摂取量の目安 

 

赤ちゃんは日に日に大きくなっていきます。

 

月齢がちょっと違うだけでもミルクを飲む量に大きな差があるんです。

 

生後1ヶ月といっても、その前後で量や回数の目安も変わってくるので、徐々に変えていってあげましょう。

 

【生後1ヶ月前後のミルクの目安】

✔ 生後0~1ヶ月 … 1日7回 80ml~120ml

✔ 生後1~2ヶ月 … 1日6回 120ml~160ml

 

月齢が上がる毎にミルクの摂取量が増え、そして回数が減っていきます。その後、「ミルク+離乳食→離乳食のみ→普通食」へと変わっていきます。

 

ただ、これらはあくまでも目安。

 

赤ちゃん自身の個人差があるので、その子に合わせた調整が必要です。

 

ミルクをあげる間隔の目安

 

ミルクは、3時間ごとにあげることが目安となっています。

 

とはいっても、3時間きっかり時間を空けなくても大丈夫。だいたい2~3時間とし、その時の状況をみて飲ませてあげてください。

 

ミルクは母乳よりも腹持ちがいいので、一度飲ませれば比較的赤ちゃんも数時間は満足してくれるものではあるのですが、中にはすぐに欲しがりグズる赤ちゃんもいます。

 

時間が経つこともなくすぐにミルクを欲しがったからといっても、それがいけないコトではないのです。

 

しかし。ミルクは母乳と違って消化吸収に時間がかかるため、欲しがるままにあげてしまうと、赤ちゃんの胃に負担をかけてしまう恐れがあるので気を付けましょう。

 

目安はあくまでも目安と考え神経質にならないようにしよう!

✔ なかなかミルクを飲んでくれない…

✔ ミルクを欲しがり過ぎてどうしていいかわからない…

 

赤ちゃんを育てていると、思い通りにいかないことがたくさんあります。

 

ネット情報・育児書・ママ友との話などから得る情報には、「普通は…」「一般的には…」などといった言葉がよく出てくるため、自分がその普通に当たらないと不安で不安で仕方なくなっちゃうお母さんも多いことでしょう。

 

でも、大人に個人差があるように、赤ちゃんにも個人差があるのは当たり前。一人一人違っていていいのです。

 

生後1ヶ月ではまだ生活リズムが整っていません。

 

夜は寝ない、泣き止まないなどはよくあること。

 

ミルクの量や回数は、いろいろ試してみて、自分の赤ちゃんに合った量や間隔を見つけてあげてください。

 

飲み過ぎか飲み過ぎでないかの判断ポイント

 

大きな子・平均的な子、小さな子…身体の大きさに違いがあるように、ミルクを飲む量についても個人差があります。

 

生後1ヶ月だからといって、全員必ずしも同じであるはずがなく、飲む量に違いがあるのは当たり前。

 

ただ、中にはあげればあげるほど飲んでしまう子もいるので、注意が必要です。

 

①体重が増えているかどうか

その子自身の体重の変化に注目してください。

 

飲む量が少なくても体重が徐々にでも増えているなら問題はありません。

 

ただ、急激に体重が増えていたり、減っていたり、また月日が経っても体重の増減が一向に見られないというのであれば、ミルクの量が適切でない可能性があります。

 

②排便の状態・回数の確認

日頃から排便の状態や回数のチェックを心がけましょう。

 

赤ちゃんにも便秘や下痢が生じます。

 

排便回数が減りや、便秘といった症状はミルクの量が足りていないと考えられます。

 

また、ミルクをあげすぎると下痢になり吐いてしまう子もいるので注意してあげてください。

 

③赤ちゃんの機嫌

起きている時の機嫌次第では、ミルクが足りていない可能性があります。

 

抱っこしてみても、あやしてみてもなかなか機嫌が直らず、寝てもくれないようなら、少しだけミルクをあげてみてもいいでしょう。

 

生後一ヶ月の赤ちゃんは日に日に大きくなっていきますので、飲む量もどんどん増えていきます。

 

ミルクの量はその子に合わせてあげてくださいね。

 

ミルクを飲みたがらないときの原因

 

ちょっとしたことが原因で、急にミルクを飲まなくなることもあります。

 

赤ちゃんがミルクを飲まない…そんなときは、その原因を探りましょう。

 

【嫌がる原因(例)】

 哺乳瓶の乳首との相性

 ミルクの温度が熱い、またはぬるい

 飲ませている粉ミルクが合っていないなど

 

哺乳瓶の乳首の相性で嫌がるケースはよくあります。

 

今までは問題なく使っていても、急に嫌がるようになることもあります、素材や形状など異なるものが多いので、赤ちゃんに合ったものを探してあげると、ミルクを飲むようになってくれることもあります。

 

メーカーによって様々な種類の乳首があるので、いろいろ試してあげてください。

 

また、ミルクの温度は、40度程度で飲ませるのが理想。

 

温度調節はなかなか難しいですが、飲ませる前にちゃんとチェックしてあげましょう。

 

「粉ミルク自体が口に合わない」ということも考えられます。

 

粉ミルクにも相性がありますので、様々なメーカーから赤ちゃんに合ったものを探してあげましょう。

 

正しいミルクの飲ませ方を再確認しよう!

 

 

ミルクの時間は、赤ちゃんとの大切なスキンシップの時間。

 

ゆったりした気持ちであげることが大切です。

 

①笑顔で語りかけながら

お母さん、赤ちゃん共にリラックスできる状況が好ましいものです。

 

ゆったりと、そしてしっかり赤ちゃんの顔を見ながら飲ませてあげましょう。

 

哺乳瓶の乳首は赤ちゃんの口に自然と入るよう傾けながら。乳首にちゃんとミルクが入っているか確認しながら、笑顔でゆっくり飲まさせてあげてください。

 

②授乳体制

約3時間おき、1日複数回のミルクタイムはかなり重労働。

 

赤ちゃんを抱えながら、結構無理のある体制で乗り切るお母さんも少なくないのではないでしょうか?

 

肩が凝ったり、背中や腕が痛くなったり…お母さんの身体の負担は、育児に支障が出てきます。負担を減らすには「授乳クッション」がオススメ。

 

赤ちゃんもふわふわのクッションの上で心地よく飲むことができますよ。

 

③げっぷは忘れずに

母乳と違って哺乳瓶であげるミルクは、空気と一緒に赤ちゃんのお腹へと一気に飲み込まれていきます。

 

背中をトントン叩いてあげて、最後に十分なゲップをさせてあげましょう。

 

最初は縦に抱っこして背中をトントン。この姿勢で出にくいようであれば、頭を横向きにして寝かせてあげてみてください。

 

最後のげっぷは重要です。

 

まとめ

まとめ

 

 ミルクは1日6~7回、80ml前後を目安に。

 

 あげる間隔は、2~3時間おきを目安に。

 

 育児は神経質になりすぎてはいけない。

 

 赤ちゃんの様子を見ればミルクの適切量の判断をする。

 

 ミルクを飲みたがらないときは原因を探ろう。

 

 ミルクを飲ませるときは親子共にリラックスした状況でおこなう。

 

 

いかがでしたでしょうか?

 

目安を知れば少しは育児も楽になるのではないでしょうか?

 

育児はとっても大変です。何をどうしたらいいのか…初めての赤ちゃんであれば、なおさら悩むことも多くなることでしょう。

 

でも、悩んだときこそ気持ちを楽に、そしてゆったりと構えましょう。

 

数々の情報に惑わされず、自身の赤ちゃんの状況を把握し、自分と自分の赤ちゃんに合った育児が大切です。