【洗濯物のカメムシ対策】卵がついた時の駆除法&対策方法を紹介!!

 

天気の良い日は洗濯物を外でカラッと干したいものですが、なかなかそうもいかない事もありますよね。

 

それは、あのいや~な臭いを放つカメムシのせい。

 

服についているだけならまだしも、最悪の場合、大事な服に卵を産み付けられる事も・・・。

 

今回はあなたの服にカメムシの卵がついてしまっていた時の駆除方法や対策方法など、洗濯物のカメムシ対策を一挙にご紹介します!

 

目次

カメムシの生態や卵について

 

 

「敵を制すにはまず敵の事を知る。」という事で、まずは、強烈な臭いを放つカメムシの生態や卵について少しご紹介します。

 

カメムシの種類と餌

カメムシと言っても、その種類は沢山おり、日本だけでも約700種類以上生息していると言われています。

 

カメムシの中には昆虫を捕食するものもいるのですが、植物を食べるものが多いので、農作物を食べてしまう害虫として敬遠されています。

 

種類によっても違いますが、豆類、ナス科、セリ科などにはつきやすいと言われています。

 

カメムシの発生時期や最も活動する時間帯

 

 

カメムシの繁殖期は4月~5月位がピークで、5月下旬になると産卵が始まります。

 

8月が一番活発に活動している時期ですが、冬でも越冬場所で生活しているので、1年中見られる昆虫です。

 

また、カメムシが1日の中で一番活動する時間帯は大体9時半~16時頃です。

 

洗濯物が一番乾きやすい時間が11時頃~15時頃と言われていますので、カメムシの活動時間とほぼ重なってしまいますね・・・。

 

カメムシの卵

 

 

白や茶色がかったビーズのような小さな丸い形をしています。

 

カメムシは一度に10~100個程産卵しますので、ブツブツと沢山の卵が一か所に集中してよく葉っぱの裏などに付いています。とにかく、見た目から気持ち悪いです。

 

しかも、産卵されてから孵化するまでにかかる時間は7日~10日ほどのスピーディーさ!見つけたらすぐに駆除しないと大変な事になります。

 

洗濯物についたカメムシの卵の駆除方法

 

 

あなたの大切な洋服にカメムシの卵がついていた場合、服の表だけではなく裏側にも産み付けられていないかをよく確認してみてください。

 

裏側にも産み付けられている可能性があります。

 

卵は洋服の繊維にしっかり絡んでいるように付いている為、手で払ってもなかなか取れません。

 

無理に払おうとすると、逆に卵を潰してしまい却って大変なことになってしまいます。

 

洗濯物についた卵はガムテープを使って剥がし取るのがおすすめです。

 

卵を取ったらそのままガムテープでぐるぐると卵を包んで捨ててしまいましょう。すると、仮に孵化したとしても外に出られません。

 

その他、定規などの固い物で取る方法もあります。

 

洗濯物のカメムシ対策方法

 

 

では早速、洗濯物にカメムシを寄せ付けない対策方法をご紹介します。

 

①カメムシの餌となる物を周りに置かない

植物の近くには、なるべく洗濯物を干さないようにする、あるいは、カメムシが好む植物自体を置かないようにするということです。

 

ベランダや庭などで家庭菜園を楽しまれている方は特に注意してください。

 

カメムシからしてみれば、植物に寄って餌を食べたついでに温かい洗濯物で休憩となるかも知れないからです。

 

カメムシが好む植物を近くに置いておくことでリスクは高まります。

 

②ミント系のハーブを置く

カメムシはミントやハッカなどのスースーするような香りを嫌います。

 

その為、洗濯物の近くにプランターでも良いのでミント系の植物を置いておくと、カメムシを寄せ付けない効果があると言われています。

 

人間にとっては、手作りデザートの飾り物やミントティーなどにして楽しめるので嬉しいですよね。

 

③部屋干しする

 

 

何が何でも洗濯物についたカメムシは見たくないという方は、「部屋干しすること」、これに勝る物はないと思います。

 

カメムシが活動する春から夏にかけてだけでも、部屋干ししてみてはいかがでしょうか?

 

もしくは、カメムシは明るい物に集まる傾向があるので、白い洗濯物だけでも部屋干しにするという方法もおすすめです。

 

④夜に干して、朝取り込む

カメムシが活発に活動する時間帯を避けると夜に干して、朝取り込むのもカメムシ対策方法の一つです。

 

夏場なら夜干せば大体朝には乾いていることが多いので、乾いている物は取り込み、そうでない物は部屋干しにするのも良いかもしれません。

 

⑤市販の忌避剤を利良する

洗濯物には殺虫剤は使えないですが、「かめむしいやよ~」という名前の忌避剤は洗濯物の近くに吊るしておくだけで、その強いハーブの香りがカメムシを寄せ付けないのでおすすめのアイテムです。

 

 

カメムシに悩まされている方は使ってみる価値ありです!

 

⑥アロマスプレーを周辺に散布する

ティートゥリー、ユーカリ、レモン、ゼラニウムなどのアロマオイルやハッカ油などをミネラルウォーター(水道水でもOK)に混ぜ、オリジナルのアロマスプレーを作って洗濯物の周辺にスプレーしておけばカメムシが寄り付きにくくなります。

 

人には心地良い香りですし、簡単にできるのでおすすめです。

 

カメムシを室内で見つけた時の対処法

 

 

香り付の洗剤を少量入れたペットボトルに入れてしまいましょう。

 

その際、嫌な臭いを放たれないようになるべくカメムシは刺激しないようにします。

 

特に、背中を押しつけたりしないように!

 

箸や紙などを使ってそっとカメムシを取り、すぐにペットボトルの中に入れてしまいます。

 

カメムシは、自身が放つ臭いで失神してしまう様です。そこでそのまま、中性洗剤に入れてしまうと死んでしまいます。

 

更に、洗剤の香りがカメムシの臭いを消してくれます。

 

くれぐれも掃除機では吸わないように!後々、掃除機を使うたびにカメムシの臭いが放たれ、大変なことになってしまいますよ。

 

まとめ

・カメムシの種類は日本に生息するものだけでも約700種類以上、植物を食べる物が多く、特に、豆類、ナス科、セリ科などを好んで食べる。

 

・カメムシが最も活発に活動するのは8月頃で、時間は種類にもよるが9時半~16時頃と丁度洗濯物を干している時間と重なる。

 

・カメムシの卵は白や茶色がかったビーズのように小さく丸い形をしており、産卵後7~10日で孵化する。

 

・洗濯物に付いたカメムシの卵は定規などの固い物でそぎ落とす様に取るか、ガムテープで剥がし取ることがおすすめ。

 

・カメムシ対策には、カメムシが好きな植物を洗濯物の近くに置かない事、ミント系のハーブを置くこと、部屋干しすること、夜干し朝取り込む事、市販の忌避剤を利良すること、ミントなどのアロマスプレーを周辺に掛けることなどが良い。

 

・カメムシを室内で見つけたら刺激しないようにそっとペットボトルの中に入れて駆除するのが良い

 

実は、カメムシはその強烈な臭いのせいで、あまり天敵がいないと言われています。

 

その為、駆除しないとどんどん増えていくのです。

 

大切な服に卵を産み付けられたらと思うとぞっとしますね。

 

今回ご紹介した方法を是非お試しになり、洗濯の度にカメムシの心配をしなくても良い毎日を送りたいですね。