【しじみ汁の食べ方マナー】身は食べない方がよい!?アサリなどの他の貝料理についても!

 

しじみ汁と聞くと一番に思い浮かぶのは二日酔いの時に飲む・・・ではないでしょうか?

 

前日飲み過ぎてしまった時に飲むとホッとする上になんだか楽になりますよね。

 

それ以外でも日頃から好んで飲む方もたくさんいらっしゃると思います。

 

しかし、このしじみはあさりやハマグリなどと比べるととても小さく、身を食べるとなるとちょっと大変です。

 

元から貝殻を外して作る人もいらっしゃるのではないでしょうか?でもそれが正しいのかと言われるとよくわからないですよね。

 

そもそもしじみ汁の食べ方に正しいも間違いもあるの?と思った方も多いでしょう。

 

今回はそんなしじみ汁の食べ方やマナーについて、徹底的にご紹介します。

 

目次

女性必見!しじみの栄養素

 

そもそもこんな小さい貝に栄養はあるの?と思っていませんか?

 

実は小さいからといってバカにできない存在なんです。

 

まず初めにしじみにはどんな栄養が含まれているのか確認してみましょう!

【シジミの栄養素】

・鉄分

・カルシウム

・ミネラル

・ビタミン

・オルニチン

・タウリン

などなど、小さい割にたくさんの栄養が含まれている食材となっています。特に鉄分は女性には嬉しい栄養素ですよね。

 

しじみに含まれる鉄分は100gあたり5.3g含まれているのですが実はこれ、成人女性が必要な鉄分量の半分となっています。

 

他にもビタミンは他の貝類に比べてとても多かったりとしじみたっぷりのしじみ汁は女性にとってもメリットの多い料理と言えます。

 

しじみ汁にしたら栄養素はどうなる?身は食べるべき? 

 

小さくて食べにくいしじみですが、しじみ汁にした後のしじみには栄養があるのでしょうか?

 

美味しい出汁が出きった「ガラ」なんじゃないの?と思ってしまいがちですよね。

 

そう思って食べていない人も多いようで【食べる派VS食べない派】なんて話もよく聞きます。

 

ちなみに、食べる派が圧倒的な多数派となっています。

 

確かに出汁や栄養素がしじみから出ていることも事実ですが、汁の中に出きっていない栄養もたくさんあり、しじみ汁にしても、しじみの中にはたくさんの栄養が残っています。

 

決して出汁ガラにはなっておらず食べることでさらに栄養を摂ることができるので、今まで食べていなかった方がたはちょっと勿体無いことをしてしまっていた、ということになりますね。

 

しじみ汁の食べ方マナー

 

さて、ここからが本題です。

 

しじみ汁の中のしじみは栄養豊富であることがわかったところで、気になるのは”正しい食べたかたがあるのか?”です。

 

結論から言うと食べ方のマナーはあります!

 

ちょっといいお店で外食するときなどでも出て来ることがありますし。知らず知らずのうちにマナー違反をしていた!なんて可能性もあります。

 

「お行儀よくしなきゃ!」と考えすぎてお箸で一つ一つ剥がして食べようとするけれど、なかなか剥がれない・・・なんて経験ありませんか?

 

だからと言って貝殻ごとくわえて剥がして食べるのもなんだか抵抗がありますよね。

 

次に正しい食べ方のマナーをご紹介します。

 

しじみ汁の正しい食べ方マナー

 

基本的にしじみはお箸を持っていない方の手で殻を持ちお箸で身をつまんで食べるのが正しい食べ方です。

 

手で持つなんてお行儀悪い!と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、逆にお箸だけで必死に身を剥がそうとすると、カチャカチャ音がなりますし、その上なかなか剥がれないのでそれこそお行儀悪く見えてしまいます。

 

手は拭けば綺麗になりますしカチャカチャなる音で周りを不快にすることもないので最初は抵抗があるかもしれませんが、実践することをお勧めします。

 

また、しじみを食べた後の殻は、お椀や器の中にそのまま入れておくことがマナーです。

 

よく、食べた貝殻をお椀の蓋に入れておくことありますよね?実はこれ、綺麗に食べているように見えますがマナー違反になります。

 

しじみの貝殻はお椀にそのまま戻して、食べ終わったら元のようにお椀に蓋をする。

 

これが正しいしじみ汁の食べ方になります。他にも”殻を入れるような器”があるのでしたらそこに入れるのもOKです。

 

なんで蓋に置いちゃいけないの?と思う人も多いでしょうが、見た目にもいいとは決していえないですし、ちょっといいお店なんかに行くとお椀自体もちょっといいものを使っていたりします。

 

乾いた蓋に貝殻を置くとそんないい食器を傷つけてしまう原因にもなってしまいます。

 

なので、食べたしじみの殻はそっと元のお椀に戻して蓋をするのがスマートですし、”この人マナーわかってるな”と思ってもらえます。

 

今後、しじみ汁を食べる時にマナー違反にならないように覚えておきたいですね。

 

やってしまいがちな貝類のNGマナー 

 

貝類はその貝殻にくっついていることで食べづらさがありますよね。

 

それが原因で貝類を食べることを避けている人もいるのではないでしょうか?

 

あさりやハマグリなどしじみ以外の貝類にも、もちろん食べ方のマナーがあります。

 

世間的によくある貝類の食べ方のNG行動をまとめてみましたぜひ普段自分がどのように食べているかなどを思い返しながらみてくださいね!

 

①汁物から貝を取り出して食べる

あさりやハマグリなどの汁物も多く、美味しいですよね。

 

しじみと違って大きくて食べやすさがぐんと上がりますがこちらはしじみと違い、身を椀の中で外して食べるのがマナーです。

 

汁を先に飲んで貝を扱いやすくしてから、殻と身がくっついている貝柱の部分をつまんで引くと綺麗に食べることができます。

 

殻はしじみ同様椀の中から出さないでおきましょう。

 

②殻ごと口にくわえて食べる

こちらも貝類でよくやってしまう行動の一つですがマナーでいうとNGです。

 

基本の手順はフォークを貝柱の下に入れて身を外し食べるのが最も食べやすく綺麗に見える食べ方です。

 

③殻に残ったスープをすする

牡蠣なんて特に殻に美味しいスープが残っていて、ついついすすって飲んでしまいがちですが、スープを啜って飲む行為などは通常のスープと同様にマナー違反になりますのでお店で食べる時には気をつけましょう

 

④パスタに入ってる貝を全部外してから食べる

ボンゴレなどの貝がたくさん入ったパスタでよくやってしまいがちですが、これもまたやってはいけないNG行動の1つです。

 

こちらはしじみ汁同様、反対の手で貝を抑えてフォークでかき出して食べるのが正解です。

 

残った殻はお皿の隅に寄せておくか、別皿があればそこに集めておきましょう。

 

その他にも貝を箸で探る行為は”探り箸”というマナー違反であったり、牡蠣など大ぶりなものを食べる時にかじる行為はNGで一口で食べるか、ナイフとフォークを使うのがマナーなど意外にたくさんの決まりがあるようです。

 

まとめ

まとめ

 

 しじみの身は栄養豊富なので食べるのがベスト。

 

 無理に箸だけで取ろうとしなくてもいい。

 

 食べた後の殻はお椀の蓋に置かない。

 

 食べるものの種類によって様々なマナーがある。

 

 

いかがでしたでしょうか?

 

小さいながらも栄養たっぷりなしじみ。ただの二日酔いの人向けのものではなかったことに驚きですよね!

 

特に女性にとって嬉しい栄養がたっぷりなこともわかりましたのでできる限り毎日飲みたいと思ってしまいました(笑)

 

今までしじみの身を避けていた人もぜひ今後はマナーを意識しながら食べてたくさんの栄養を摂取していきたいですね。

 

他の貝類にもマナーがたくさんあり、TVなどでレポーターさんがよくやっているような行為が意外とマナー違反のものがあり驚きですね。

 

ぜひ参考にしていただいてマナーをわかっている素敵な人になりましょう!