【ぬり薬の飛行機への持ち込み】軟膏やジェルは機内持ち込み可能!?徹底解説!

 

いざ飛行機に乗ることになって・・・

「普段から使っているぬり薬やジェルなどは手荷物に入れて良いの?」

「機内に持ち込み可能なの?」

と疑問に思ったことはないでしょうか?

 

今回は手荷物検査で止められるのは嫌だ!という方に向けて、「ぬり薬の飛行機への持ち込み」について徹底解説していきます!

 

目次

ぬり薬は機内に持ち込めるの? 

 

結論から先にいうと、ぬり薬は機内に持ち込めます!

 

ただし国内線と国際線によって多少ルールの違いはあります。

 

CHECK!!

テロ対策により飛行機に搭乗するときの手荷物検査はかなり厳しいものになりました。特に2006年にイギリスで起きた事件により持ち込める物はさらに厳しくなっています。

 

ルールをまとめると以下のようになります。

  • 国内線・・・医薬品、医薬部外品どちらも量やサイズをきちんとまもれば、ぬり薬などは機内に持ち込みできる。

 

『1容器50g,または50ml以下で1人2kg まで』

 

※ただし…国内線飛行であっても国際線ターミナルからの出発は、液体ルールを適用されます。

 

  • 国際線・・・医薬品なら手荷物として機内持ち込みができる。医薬部外品ならば液体ルールを適用されクリアすれば機内持ち込みができる。

 

【医薬部外品ならば液体ルール】

✔ 液体は100ml 以下の容器に移し変え重量100g以下にする。

✔ 液体が入った容器は容量1L以下のジッパーつきのマチなし袋に入れる。(サイズは縦横合わせて40cm 以下のもの)

✔ 袋は1人1つまで。

国内線&国際線のルールーは以上になりますが、まだちょっと心配という方のために、ここからはもうすこし詳しく解説していきます。

 

国内線のぬり薬持ち込みについて

 

国内線ではぬり薬を含む医薬品・医薬部外品は手荷物として機内持ち込み可能です。

 

必ず容器に表示のあるものであることが条件ですが、国際線ほど厳しくありません。

 

1容器50gまたは50cc 以下で1人2kgまでとどの航空会社でもだいたい決まっています。

 

しかし気をつけないといけないのは、国内の飛行でも国際線ターミナルから出発する場合です。

 

国内線と国際線はルールが違い、ぬり薬の扱いに関しては国際線液体ルール適用になってしまうのです。

 

国際線のぬり薬持ち込みについて

 

国際線では液体に対して非常に厳しく決まりがありますので要注意です!

 

液体に目を光らせるのは液体を混ぜ合わせて爆発物や毒物を作り出される恐れがあるためだからなのです。

 

その為、持ち込み制限があります。

 

飛行中機内でそんなものが作り出されたら…恐ろしいことになりますものね。

 

国際線でもぬり薬やジェルなども機内に持ち込みは出来るのですが、液体と判断されます。

 

液体ルールが適用されてしまい従わなければならないのです。

 

ですが同じぬり薬でも医薬品なら液体とはならず、液体ルールに適用されることはなく機内で使う程度の量は手荷物として持ち込めます。

 

つまり・・・

1、医薬品であれば手荷物として持ち込みOK 。

2、医薬部外品以外ならぬり薬でも液体扱い。

その際は手荷物検査の検査官に医薬品であることを伝えなければなりません。

 

これが意外と難しく日本から出国するときは簡単なのですが、逆に海外から出国して日本に帰って来るときには説明が必要となってきます。

 

薬の名前や英語で説明できるように準備しておく(英語のメモ書きなど)必要があるのです。

 

海外とは規定も少し違うようなので気をつけないといけないですね。

 

国際線における医薬部外品のぬり薬の持ち込み方法 

 

先ほど説明した通り、国際線における医薬部外品のぬり薬は「液体扱い」になります。

 

国際線での液体の持ち込みは以下のように制限されています。

  • 100ml以上の液体は機内持ち込みができない
  • 100mL以内でも100gを超えたら手荷物検査で破棄される
  • 液体が外部に絶対に漏れてはいけない

上記のような制限がありますので、以下のように準備し、持ち込みましょう!

1.液体ルールに沿い容器に入れ変えて容量100ml 重さ100g以内に収まるように準備をします。

2.次にジッパーつきでマチなしの内容量1L以内の透明プラスチック製袋(サイズは縦横合わせて40cm 以内)に入れます。

※袋は1人1つまでに収まるようにしましょう

これだけで荷物検査は無事クリアできます。

 

どうしても機内に持ち込みたい物がある時は悩んだら決まったサイズ内の量を容器に入れて、決まったサイズの袋に入れるようにして下さいね!

 

液体ルールに沿えば大丈夫とご紹介してきましたが、出国ゲートを通過した後(手荷物検査後)、免税店で購入した液体はノーチェックで機内持ち込みOKです。

 

もし迷うようなら、免税店で購入するのも1つの方法かもしれませんね!

 

液体として判断つきにくいものは?

 

海外へ行くのに普段から使っている薬や使用している物などは持っていきたいものですね。

 

機内に持ち込みしておかないといけない必需品もあると思います。

 

その中でも液体かどうか判断つきにくいものをあげてみます。

  • 歯みがき粉
  • ヘアクリーム、ワックス、白髪染め、ジェルなどのヘア用品
  • シャンプー・リンス・ボディソープなど
  • リップグロス・マニキュア・香水・ファンデーションなどの化粧品
  • スキンローション・スキンケアなどのスキンケア用品
  • 軟膏・消毒液・などの薬
  • ハンドクリーム
  • 味噌・食品の缶詰・アイスクリーム・ジャム・ヨーグルトなどの食品
  • 水のり・インクなどの文具
  • 洗剤

全て気になる物は規定内の容器にうつして袋に入れて検査を受けクリアすれば機内持ち込みができます!

 

例外もあり、液体でも市販薬の目薬、せき止めシロップや使い捨てコンタクトレンズ、コンタクトレンズ保存液、処方箋ありの糖尿病インスリン注射薬などは、検査官に処方箋を見せ、説明をすれば機内持ち込み可能です。

 

赤ちゃんの離乳食や糖尿病患者、身体障害者、輸送患者に対する食事や水、飲み物などもOK です。

 

どれも常識の範囲内の持ち込み量でなおかつ機内で使用する量であれば検査の際に説明して持ち込みできますので安心して下さい。

 

まとめ

まとめ

 

 国内線では医薬品、医薬部外品どちらも量やサイズをきちんとまもれば、ぬり薬などは機内に持ち込みできる。 『1容器50g,または50ml以下で1人2kg まで』

 

 ※ただし…国内線飛行であっても国際線ターミナルからの出発は、液体ルールを適用される。

 

 国際線では医薬品なら手荷物として機内持ち込みができる。医薬部外品ならば液体ルールを適用されクリアすれば機内持ち込みができる。

 

 液体かどうか判断しにくいときには上記のように容器に移し変え袋に入れるようにすれば良い。

 

 液体であっても医薬品でなくても例外があり液体ルールが適用されないものもある。

 

 

ルールさえ守れていれば難しく考えることはないようです。

 

どちらかなと迷ったときは、とりあえず容器に移し変える、袋に入れるを行うのがてっとり早いと思います。

 

手荷物として検査に持ち込むものは説明できるように準備して楽しい空の旅へお出かけ下さい!